社会人になる前に知っておくべき「年金」と「投資」の知識! 

特に若ければ若いほど「年金や投資などまだ先の話」と思うもの。

しかし、それは大間違い。

年金や投資について知らないまま社会人になると、大きな人生の損失があるのです。

以下では、社会人になる前に知っておくべき年金や投資についてお話します。

お金に関する知識を得る

お金に関して、知っているのと知らないのとでは大きな違いが出てくることがあります。

そのためには「年金」および「投資」の二つのことついて知識を持つことが大切です。
まず年金制度です。
「年金破綻」などと呼ばれて、将来の年金がしっかり支払われるのかどうかに不安を持っている若い人もいるでしょう。

特に高齢化社会で働く人の数が減っていくと、今の年金制度は維持できないのではないかというネガティブな意見を耳にする機会もあります。

年金など払う必要がないと思ってしまうこともあるかもしれません。
しかしそれは正しくありません。

今は年金未納者への支払い催促も厳しくなっており、そのまま何もせずに未納というわけにもいかない部分があります。

しかし強制徴収というネガティブなことではなく、老後の生活設計の柱という意識で年金を考えた方がいいのです。

年金は単なる貯金とは違う

年金を支払うとは、老後の生活資金を蓄えていることと同じです。

会社勤務で毎月一定額の給料が入る場合なら、たとえその額に不満はあったとしても、何か特別な事情がない限りお金に極めて困るような事態は少ないと思います。

しかし定年退職して仕事を辞めると、年金がないなら全くの無収入ということになる場合があります。

老後で体力が衰えた中で仕事を探すのも困難もあるかもしれません。
そのために年金をしっかり払っておくのはとても大切なことです。

単に老後のための貯金という意味ではありません。

年金は、老後のある一定の時期からその人が亡くなるまで無条件でもらい続けることができるのです。

貯金なら使えばその分は減っていきますが、年金受給に関してはお金が尽きるということはありません。

もしそれを一種の投資と考えるなら、毎年必ず安定した額のお金が入ってくるという「失敗のない投資」になります。

年金制度は維持されるので心配はない

年金破綻ということがよく言われますが、年金制度の細かい改正はあっても、年金自体がもらえなくなるというようなことは考えられません。

日本の国そのものがなくなるようなことがあれば別ですが、そうでない限り年金制度は必ず維持されていきます。
それは国の信用の根幹だからです。

生活が苦しくて年金が払えなくても、将来に年金をもらえる制度がある

毎月の給与から年金額が天引きされている場合は、否応なく払っているため問題はありません。

しかし自分で保険料を納付する必要のある人の中で、できれば払わないで済ませようとする人も存在します。
確かに年金は支払額が大きいので、もし安定した仕事についていないような場合があれば支払いが苦しいこともあるでしょう。

それに若いうちは老後のことなどあまり考えないことが多いものです。
しかし、年金を確実に納付することで、安定した老後の実現が可能になるのです。

「そうは言っても所得が少なくて現実に払うことができない」という人もいるでしょう。

収入が少なく国民年金まで払っている余裕がない人もたくさんいます。
これは知らない人も多いのですが、実は国民年金には支払い猶予や免除制度があります。

その申請をすれば、所得によって年金の支払いが猶予されたり、あるいは免除される場合もあるのです。

申請をして免除が受理されれば、その期間に当たる分の年金額は減額されますが、年金自体はしっかり受け取ることができます。

年金は未納であればもらうことはできませんが、申請をすれば確実にもらうことができるのです。

その制度を知らないで無申請のまま未納にしておくのはとても惜しいです。
もし経済的に苦しく年金を払うことができない場合は、猶予や免除の制度を理解しその申請をしておくことが大切です。

投資の意識は大切だが危険なものはよくない

そして次に必要なのは投資の意識です。

しかし、危険な投資をして資産を目減りさせるような意味とはもちろん違います。

安全に資産を運用しながら、貯金を増やしていくということです。
今は銀行に預けていても金利はわずかで、通常の所得の人が満足できる利子を得るようなことはありません。

そこで株などの投資を考える人もいますが、知識のないまま適当に株を買っても利益を出すことは難しく、むしろ損失を出してしまう可能性もあるため注意が必要です。

投資は利益が出ることもありますが、ハイリターンであればあるほど損失を出した時にはハイリスクになるため、そのような投資商品を運用するのは危険が伴います。

それよりもローリスクローリターンの安全性の高い投資をすることで、長いスパンでお金を少しずつ増やしていくという考え方が大切です。

比較的安全性の高い投資を継続して行う

例えば安全性の高い投資商品として、手数料があまりかからない投資信託などがあります。

投資信託にも手数料が比較的かかるものもありますが、ここではローコストな投資信託です。

インデックスファンドと呼ばれるものは、リターンは少ないですが大きな損失の危険性もあまりない、投資の中では安全性の高い部類のものになります。

こういったものを毎月積立で一定額購入して、それを何年も続けていれば、世界各国の経済成長に伴って少しずつ資産が増えていく可能性があります。

短い期間では大した金額ではなくても、10年も20年も続けていれば投資額自体も大きくなり、それにつれて利益も大きくなっていく可能性があります。

投資の中でも安全性の高いものを長期運用していくことで、結果的に未来に大きなリターンになって返ってくることもあります。

一時的に大きな額のリターンを狙っていくような方法は、損失を出した時に大変なことになります。
投資に関しても安全性を重視して、自分の背丈にあったものに取り組むことで、お金がより確実に増えていく期待が持てるでしょう。

まとめ

何となく漠然と意識している年金制度も、深く知ることによってその意味が認識でき、将来の自分や家族にとってプラスになっていくものです。

また投資に関してもコツコツと小さな額を積み上げていくことによって、複利の力を使ってそれを大きくしていくことも可能になります。

年金の知識、そして安全性の高い投資の知識を得ることは大切なことと言えるでしょう。